プログラミングできる人材が求められる

プログラミングができる人材が求められるようになってきました。

これまで企業のIT化というと、

パソコンを使える、既存のアプリケーションソフトを使えるといった程度でした。

転職や求職の条件も、使えることが前提。

でもこれからは「使えるだけ」ではダメで、

「作れる」人材が求められます。

使えるだけの人と、作れる人には、

天と地ほどの実力差があります。

その事に企業の経営者や人事担当者がやっと気付いたのです。

専門のプログラマーのように、ばりばりコーディングできなくても、

一度は何らかのアプリケーションソフトを開発した経験があれば、

日常の業務をプログラマーの視点で改善することができます。

また、新たな事業を提案する場合も、

プログラマーの視点からのアイデアが重宝されるのです。

経営者や管理職がプログラミングを学び始めているのも、

そのようながある理由からでしょう。

中高年ほどプログラミングで差別化できる

中高年ほどプログラミングで差別化することができます。

一般的には若者ほど、プログラミング学習への適応力が高く、

IT業界へ就職・転職できるチャンスが多いのは事実です。

でも若いプログラマーはたくさんいます。

市場はプログラマーの人手不足ではありますが、

若くてプログラミングが出来る人というのは、

差別化と言う意味では、特徴を出しにくいのです。

若者が「プログラミングができる」と言っても、

生まれてきたときから身近にパソコンがある世代ですから、

それほど珍しくないので、インパクトはありません。

それに対して中高年はプログラミングで簡単に差別化できます。

理由は簡単で、中高年でプログラミングが出来る人が、

ほとんどいないからです。

しかも年齢が高くなるほど、プログラミングが出来る人が減ります。

というか、その前にパソコンを操作できる人が減るんですけどね。

特に同世代の高齢者には、尊敬のまなざしで見てもらえるかもw

中高年がプログラミングを習得しても、

必ずしも就職や転職につながるわけではありません。

しかし中高年でプログラマーの視点で考えられる人は、

貴重な人材ですので、社内で重宝されるはずだし、

新たなビジネスを立ち上げるという起業の道もあります。

ちなみに私の知り合いで、70代からプログラミングを学びはじめた人がいますよ。